長崎が接戦をしのぎきった。後半、差を詰め、米須玲音、犬山咲人(ともに2年)らがシュートを決め、ひっくり返した。

 1週間前の九州地区の試合では、沖縄に20点近く離されて敗れた。梅崎信久コーチ(50)がスコアを忘れたほど。「今回も前半26-36と圧倒されてどうなるかと思ったが、粘り強く戦ってくれた」。前回大会は準々決勝で残り9秒3でシュートを決められ、東京Bに逆転負け。1年前の悔しさを晴らした。

 「ここまで来たら1つ1つ戦います」と、指揮官は強調した。