新潟の連覇の夢は準決勝で砕かれた。長崎に44-56であぶれた。逆転、再逆転のシーソーゲームだったが、後半に突き放された。

 長崎の米須玲音(2年)の上手さと速さを止められず、29得点を許した。「勉強になった」という堀里也監督(35)は「あんな選手を育てなければならない。ああいう選手を止める選手を作らなければならない」と言った。

 連覇への夢は途絶えたが、選手たちに涙はなかった。小川敦也主将は「チーム一丸で頑張れたから悔いはない」と4強に胸を張った。