リオデジャネイロ五輪競泳男子400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介(22)が31日、合宿先のスペインから帰国した。約1カ月の高地合宿を終えて「みんなと頑張って、いいトレーニングがつめた。高地で4コメ(400メートル個人メドレー)も死ぬほど泳いだ」と手応えを口にした。

 昨年9月に右肘を手術。スペイン合宿中の3月に行われたマドリードオープンでレースに復帰している。5種目にエントリーした日本選手権(13日開幕、愛知)に向けて「マドリードオープンとは全然違う自分で臨める。自己ベスト付近で泳げると思う。日本選手権を楽しみたい」。4月1日からはブリヂストンとの所属契約もスタートする。