宇野昌磨(19=中京大)は、フリー演技で自己新の214・45点。SPとの合計319・31点をマークした。

 宇野は序盤の3回転ルッツでバランスを崩す場面もあったが、4本の4回転ジャンプは大きなミスなく跳んだ。終盤のコンビネーションジャンプ、3回転サルコーも決め、安定感のある演技を見せた。演技を終えると、達成感に溢れる笑顔で歓声にこたえた。

 宇野はSPでは自己新を更新する世界歴代3位の104・86点で2位発進しており、勢いに乗っている。