フィギュアスケートの世界選手権で3季ぶり2度目の優勝を果たした羽生結弦(22=ANA)のコーチ、ブライアン・オーサー氏(55)が3日、ヘルシンキ国際空港で取材に応じ、来季の羽生の新プログラムについて「トップシークレットだよ!」と笑いながら、受け流した。ただ、前夜に羽生本人と話し合い「いくつかの案はある」と明かした。バンクーバー五輪の女子シングル金妍児、ソチ五輪の羽生と2大会連続で金メダル選手を育てた名コーチの頭の中には、2連覇プランができつつあるようだ。

 羽生は元気な姿で空港に現れ、「ありがとうございました」と笑顔。2位の宇野昌磨(19=中京大)も帰国の途についた。(ヘルシンキ=高場泉穂)