女子フィギュアスケートのバンクーバー五輪銀メダリスト浅田真央(26=中京大)が10日、ブログで引退を発表した。

 浅田はファンや支えてくれた人への感謝の言葉を述べた後、引退を決めたタイミングについて昨年12位に終わった全日本選手権を挙げた。

 「復帰してからは、自分が望む演技や結果を出す事が出来ず、悩む事が多くなりました。そして、去年の全日本選手権を終えた後、それまでの自分を支えてきた目標が消え、選手として続ける自分の気力もなくなりました」。

 それでも自分のフィギュアスケート人生に悔いはないとコメントし「自分にとって大きな決断でしたが、人生の中の1つの通過点だと思っています。この先も新たな夢や目標を見つけて、笑顔を忘れずに、前進していきたい」と前を向いた。