フィギュアスケート女子の10年バンクーバー五輪銀メダリストの浅田真央(26=中京大)が10日、自身のブログで現役引退を表明した。関係者によると明日12日にも都内で記者会見を開く見通しだ。

<1990年(平2)0歳>

 ・9月25日、名古屋市に生まれる

<1993年(平5)3歳>

 ・バレエを始める

浅田真央が通った越智久美子バレエアカデミーにて、3歳の時。
浅田真央が通った越智久美子バレエアカデミーにて、3歳の時。

<1995年(平7)5歳>

 ・姉舞とともに名東フィギュアスケートでフィギュアを始める

<2000年(平12)10歳>

 ・山田満知子、樋口美穂子コーチのいる東海クラブに所属

 ・全日本ノービス選手権ノービスBで優勝

<2002年(平14)12歳>

 ・日本連盟主催の野辺山合宿でトリプルアクセルを成功

 ・中部選手権でトリプルアクセル-ダブルトーループの連続技を成功。初めて試合でトリプルアクセルに成功

 ・全日本選手権に初出場し7位

<2004年(平16)14歳>

 ・ジュニアグランプリファイナルで、ISU公認大会初のトリプルアクセル成功し、優勝

<2005年(平17)15歳>

 ・全日本ジュニア選手権優勝

 ・15歳でグランプリファイナル初出場初優勝

GPファイナルでドラえもんのぬいぐるみとおどける(05年12月)
GPファイナルでドラえもんのぬいぐるみとおどける(05年12月)

<2006年(平18)16歳>

中京大中京高入学(06年4月)
中京大中京高入学(06年4月)

 ・新たにラファエル・アルトゥニアン・コーチを迎える

 ・全日本選手権初優勝

<2007年(平19)17歳>

愛犬エアロを抱いて演技(07年1月)
愛犬エアロを抱いて演技(07年1月)

 ・世界選手権準優勝

世界選手権で1位の安藤美姫と(07年3月)
世界選手権で1位の安藤美姫と(07年3月)

 ・新たにタチアナ・タラソワ・コーチを迎える

姉の舞と(07年7月)
姉の舞と(07年7月)

<2008年(平20)18歳>

 ・世界選手権で初優勝

08GPファイナル金メダルに笑顔(08年12月)
08GPファイナル金メダルに笑顔(08年12月)

 ・グランプリファイナルのフリーで、女子シングル史上初めて1つのプログラム2度のトリプルアクセル成功

<2010年(平22)20歳>

銀メダルを見つめる。右は優勝した金妍児(10年2月)
銀メダルを見つめる。右は優勝した金妍児(10年2月)

 ・バンクーバー五輪で銀メダル。女子シングル史上初のSP、フリー合わせて3度のトリプルアクセルに成功。ギネスに認定される

競技後記者会見で金妍児と握手(10年2月)
競技後記者会見で金妍児と握手(10年2月)

 ・五輪後、新たに佐藤信夫コーチを迎える

<2011年(平23)21歳>

 ・母匡子さん死去

母匡子さんが死去し帰国(11年12月)
母匡子さんが死去し帰国(11年12月)

 ・全日本選手権で2季ぶり優勝

<2013年(平25)23歳>

 ・約2年ぶりに4大陸選手権でトリプルアクセルを決め優勝

4大陸選手権SPで会心の演技(13年2月)
4大陸選手権SPで会心の演技(13年2月)

<2014年(平26)24歳>

 ・ソチ五輪SPで16位と沈む。フリーで3位と巻き返すが総合6位。

 ・3度目の世界選手権優勝

 ・5月、14~15年の休養を宣言

休養を宣言(14年5月)
休養を宣言(14年5月)

<2015年(平27)25歳>

中京大学卒業(15年3月)
中京大学卒業(15年3月)

 ・5月、自身のブログで現役続行宣言

笑顔で現役続行表明(15年5月)
笑顔で現役続行表明(15年5月)

 ・10月、復帰戦のジャパンオープンでトリプルアクセル成功。

 ・GP中国杯優勝、NHK杯3位でGPファイナル出場。最下位の6位。胃腸炎でエキシビションをキャンセル

NHK杯で頭に手(15年11月)
NHK杯で頭に手(15年11月)

 ・全日本選手権3位

<2016年(平28)26歳>

 ・世界選手権7位

 ・GPフランス杯でGPシリーズ自己ワーストの9位

フランス杯のフリーを終え涙(16年11月)
フランス杯のフリーを終え涙(16年11月)

 ・全日本選手権12位も現役続行明言

<2017年(平29)27歳>

 ・連盟が派遣予定の国際大会へ出場意思示さず事実上シーズン終了

 ・引退発表