東地区4位のレバンガ北海道は73-69で同地区5位の秋田ノーザンハピネッツを下し、2連勝を飾った。今季リーグ成績は19勝31敗。B1残留プレーオフ(15~18位)に関わる総合順位は13位と変わりなかった。

 ベテランがきっちり仕事した。選手兼社長の折茂武彦(46)は、味方を壁にしてフリーの状態を作る匠(たくみ)の技で次々とシュートを決め、2ケタの13得点をマークした。試合終了間際に、フリースロー2本をきっちり沈めた。秋田の長谷川誠HC(46)は「大事な場面での折茂の3ポイントが痛かった」と脱帽した。

 右足を痛め3月5試合を欠場していた218センチのジョーダン・バチンスキー(27)が出場12分、12得点と本格復帰した。ヒーローに選ばれた折茂は「僕ですか?」と謙遜しながらも「勝ったことが非常に良かった。攻撃も守備も良い部分が出た。明日も絶対勝ちたい」と意気込んだ。