日本バスケットボール協会は17日、さいたま市内で記者会見し、高校からプロまでのチームがトーナメントで日本一を争う全日本総合選手権の規模を、各都道府県代表などを加えて拡大し、大会名も全日本選手権に改称すると発表した。

 今年1月に開催された前回大会は男子のBリーグ1部(B1)のうち12チーム、女子Wリーグ勢や高校、大学の大会の上位など男女各32チームで争われた。次回大会も決勝まで全てトーナメント形式となるが、Bリーグの全チームが出場するほか、各都道府県の高校や一般チームへの門戸が大幅に広がる。日本協会の三屋裕子会長は「大会を一本化することが大事と考えた。希望、夢を持ってもらえる大会になると思う」と話した。

 新方式では男女1チームずつの各都道府県代表を決める1次ラウンドが8月末まで行われる。9月16~18日に東、中、西日本の3地区で2次ラウンドを開催。男子31チーム、女子27チームによる3次ラウンドは11月25、26日に8会場で実施される。Bリーグ2部(B2)18チームは2次ラウンド、B1の18チームとWリーグの12チームは3次ラウンドから登場。準々決勝以降の4次ラウンドは来年1月4~7日にさいたまスーパーアリーナで行われる。