日本水連は17日、世界選手権(7月・ブダペスト)の競泳代表として、16日までの日本選手権で女子初の5冠に輝いた16歳の池江璃花子(ルネサンス亀戸)や男子で右肘の手術から復帰し4種目を制した萩野公介(ブリヂストン)、400メートル個人メドレーで萩野を破った瀬戸大也(ANA)ら18人を選出した。

 男子200メートル平泳ぎで世界記録を持つ渡辺一平(早大)、女子個人メドレー2冠の大橋悠依(東洋大)らが初めて代表に名を連ねた。

 個人の五輪種目は、日本選手権の決勝で世界ランキング24位前後に相当する日本水連の「標準記録」を突破して2位以内に入った選手を選んだ。

 競泳の世界選手権代表は次の通り。

 【男子】

▽自由形 中村克(イトマン東進)

▽背泳ぎ 入江陵介(イトマン東進)

▽背泳ぎ、個人メドレー 萩野公介(ブリヂストン)

▽平泳ぎ 小関也朱篤(ミキハウス)渡辺一平(早大)

▽バタフライ 坂井聖人(早大)

▽バタフライ、個人メドレー 瀬戸大也(ANA)

▽リレー 塩浦慎理(イトマン東進)小堀勇気(ミズノ)

 【女子】

▽自由形、バタフライ 池江璃花子(ルネサンス亀戸)

▽平泳ぎ 青木玲緒樹、鈴木聡美(以上ミキハウス)

▽バタフライ 長谷川涼香、牧野紘子(以上東京ドーム)

▽個人メドレー 大橋悠依(東洋大)今井月(愛知・豊川高)清水咲子(ミキハウス)

▽リレー 五十嵐千尋(日体大)