バスケットボールの男子日本代表候補の強化合宿が19日、都内のナショナル・トレーニング・センター(NTC)で行われた。

 Bリーグが発足し、昨年12月から4回目の重点強化合宿で、6月2日に長野市で開幕する東アジア選手権大会へ向け、協会テクニカルアドバイザーのルカ・パヴィチェビッチ氏が指導した。

 前回同様、Bリーグなどから30人が選抜され、15人ずつ2回に分けて行われた。今回の合宿には、千葉ジェッツの富樫勇樹(23)や、アルバルク東京の田中大貴(25)、筑波大4年の馬場雄大(21)らが参加。パヴィチェビッチ氏は「日本は体が小さく、身体能力に恵まれていないが、最大限の激しいディフェンスを求めてきた。目標は東アジアで優勝することで、ここまでは満足している」と話した。

 また、男子日本代表の新ヘッドコーチにフリオ・ラマス氏(52=アルゼンチン)の就任が決まったことに、富樫は「新しいコーチになったら、新しい選手が選ばれるので、一からのスタート。そこへ向け、しっかりアピールしていきたい」と話していた。