三原舞依(神戸ポートアイランドク)は自己ベストの72・10点で3位発進。樋口新葉(16=日本橋女学館高)も自己ベストを更新する71・41点で5位となった。


<SP上位成績>


順位選手得点
エフゲーニャ・メドベージェワ80.85
エレーナ・ラジオノワ72.21
三原舞依72.10
ガブリエル・デールマン71.74
樋口新葉71.41
アシュリー・ワグナー70.75
李香凝63.81
カレン・チェン60.33
李子君59.76
10アレイン・チャートランド59.13
11ローリン・レカヴェリエ54.15
12マエ・ベレニス・メイテ49.11

三原舞依

冒頭の3ルッツ-3トーループは着氷。中盤の2アクセルや最後の3フリップもうまく着氷した。演技後は満面の笑みを浮かべ軽く飛びはね客席の

声援に両手を振って応えた。

<コメント>

70点を目標としていて72点で、2点も多く点数をいただけたのでうれしいです。(樋口新葉が応援席で応援していたが)練習の前に歓声の声や点数も聞こえて、すごく頑張ったんだから私も頑張らないとと切り替えられたのがよかった。今日はしっかりショートに感謝の気持ちを込めて滑れたので、明日の「シンデレラ」も今年1番のいい演技が出来るように頑張りたい

女子SP 演技する三原(撮影・山崎安昭)
女子SP 演技する三原(撮影・山崎安昭)
女子SP 演技する三原(撮影・山崎安昭)
女子SP 演技する三原(撮影・山崎安昭)
女子SP 演技する三原(撮影・山崎安昭)
女子SP 演技する三原(撮影・山崎安昭)
女子SPで演技を終え、ガッツポーズする三原(撮影・山崎安昭)
女子SPで演技を終え、ガッツポーズする三原(撮影・山崎安昭)

樋口新葉

冒頭の2アクセルはうまく着氷。中盤での3ルッツ-3トーループも華麗に着氷。3フリップも難なく着氷した。演技後は、笑顔で右手を挙げガッツポーズを見せた。

<コメント>

うれしい。今シーズン最後の演技でベストを更新できたのでよかった。ジャンプをミスらなかったのと、スピンもステップもレベルが獲れていると思うので、そこがよかった。本当に思い切り滑れたと思う。ショートが良かったので、みんなにありがとうという思いでガッツポーズをした。フリーでは、まだミスのない演技が出来ていないので、今日みたいな演技が出来たらいいなと思います。

女子SP 演技をする樋口(撮影・山崎安昭)
女子SP 演技をする樋口(撮影・山崎安昭)
女子SP 演技をする樋口(撮影・山崎安昭)
女子SP 演技をする樋口(撮影・山崎安昭)
女子SP 演技をする樋口(撮影・山崎安昭)
女子SP 演技をする樋口(撮影・山崎安昭)
女子SPの演技を終えて笑顔の樋口(撮影・山崎安昭)
女子SPの演技を終えて笑顔の樋口(撮影・山崎安昭)

<滑走順>

<第1グループ>

1=李香凝(中国)

2=マエ・ベレニス・メイテ(フランス)

3=李子君(中国)

4=ローリン・レカヴェリエ(フランス)

5=アレイン・チャートランド(カナダ)

6=樋口新葉


<第2グループ>

7=三原舞依

8=カレン・チェン(米国)

9=ガブリエル・デールマン(カナダ)

10=エレーナ・ラジオノワ(ロシア)

11=アシュリー・ワグナー(米国)

12=エフゲーニャ・メドベージェワ(ロシア)

 ◆世界国別対抗戦 5回目となる国際スケート連盟(ISU)公認大会。世界上位6カ国が男女シングル各2人、ペア1組、アイスダンス1組の4種目8人で争う。各種目優勝者には12点、2位には11点、と与えられ、合計点で優勝国を決める。今大会の参加国は日本の他にカナダ、ロシア、米国、中国、フランス。日本は第2回の12年に初優勝、第1、3、4回は3位。