三原舞依(神戸ポートアイランドク)が、フリーで自己ベストの146・17点で2位に入り日本優勝に貢献した。

 三原はインタビューで「少し思い切りが足りなくて点数が下がるかなと思ったが、自分の最高得点を8点くらい更新できたのでうれしかった。(キスアンドクライで浅田さんへのメッセージボードを掲げて)浅田真央さんへのメッセージはたくさんの方々が寄せ書きして下さっていてノーミスした後にメッセージが出せてよかった。最後まで観客のみなさんの声援のおかげで最後まで滑れたので感謝しかないです」と話した。

 日本は21点を加え合計109点で、3大会ぶりの優勝となった。2位は105点のロシア、3位に米国が入った。

 ◆世界国別対抗戦 5回目となる国際スケート連盟(ISU)公認大会。世界上位6カ国が男女シングル各2人、ペア1組、アイスダンス1組の4種目8人で争う。各種目優勝者には12点、2位には11点、と与えられ、合計点で優勝国を決める。今大会の参加国は日本の他にカナダ、ロシア、米国、中国、フランス。日本は第2回の12年に初優勝、第1、3、4回は3位。