2大会連続3度目の五輪出場を決めている女子アイスホッケー日本代表「スマイルジャパン」が23日、オーストリアから帰国した。現地では世界選手権ディビジョン1A(2部相当)に出場。デンマーク、オーストリア、フランス、ノルウェー、ハンガリーと争い、日本は5戦全勝で1部復帰を決めた。

 来年平昌では五輪初勝利とメダルが期待される。2月の五輪最終予選、アジア大会、そして世界選手権と全勝が続く。世界ランクでは格下が多かったとはいえ、チーム力が上がっていることは間違いない。それでもFW大沢ちほ主将(25=道路建設ペリグリン)は「内容は満足していない」と厳しい。

 大沢主将は<1>ピリオドによって波がある<2>決定力不足を課題にあげる。「得点力はもちろん、攻撃の起点になるプレーも磨きたい」と、どこまでも貪欲だった。代表は今季日程を終了。6月から都内の強化合宿で始動する。