スポーツ仲裁裁判所(CAS)は27日、2008年北京五輪のレスリング男子フリースタイル120キロ級で金メダルを獲得したものの、国際オリンピック委員会(IOC)によるドーピング再検査で禁止薬物に陽性反応を示したとして失格になったアルトゥール・タイマゾフ(ウズベキスタン)が処分取り消しを求めて提訴したと発表した。

 世界レスリング連合(UWW)はIOCの処分決定を受け、銀メダリストを繰り上げる成績の修正を行った。