来年の平昌冬季五輪出場枠を懸けた大会で、小笠原歩と阿部晋也の日本は1次リーグA組最終戦でフィンランドに4-6で敗れ、敗退が決まった。

 日本の五輪出場枠獲得は16強によるプレーオフ(PO)進出が最低条件だったため、可能性が消えた。

 日本は3勝4敗でPO自動進出の3位になれず、各試合前に先攻後攻を決めるショットから算出するドローショットチャレンジ(DSC)によりA組4位に。だがD組4位のイングランドにDSCで劣り、PO進出最後の1枠を逃した。

 ▽小笠原歩の話 (1次リーグ7試合を通じて)全体的に悪くなかった。負けた試合は相手が上回っていた。混合ダブルスを長年経験している彼らに対して(力が)足りなかった。

 ▽阿部晋也の話 (フィンランド戦は)最後の最後にちょっとだけ向こうにツキがあった。それだけタイトな試合だった。(五輪出場へ)ハードルは高かったが悔しい。