王子谷剛志(24=旭化成)が決勝でウルフ・アロン(21=東海大)に延長で優勢勝ちし、2年連続3度目の優勝を果たした。

 2005年の鈴木桂治以来12年ぶりの2連覇となった。

 昨夏のリオデジャネイロ五輪男子100キロ超級銀メダルの原沢久喜(24=日本中央競馬会)は3回戦で敗退。同五輪男子73キロ級王者の大野将平(25=旭化成)は初戦の2回戦で敗れた。

 今大会から旗判定廃止、時間無制限の延長戦など国際柔道連盟の新ルールを一部採用。試合時間は6分から5分に短縮された。