Bリーグは8日、都内のホテルで13日に開幕するチャンピオンシップ(CS)に出場する8チームの選手らを集めて会見を行った。

 大河正明チェアマンが、米国プロバスケットボールNBAと同じティファニー社製のトロフィーを披露。CS準々決勝で対戦するチームの選手たちが次々と登壇した。

 第1シードで昨季NBLチャンピオンの川崎ブレイブサンダースの辻直人は「強いチームが出そろい身が引き締まる思い。NBL時代、チャンピオンシップでMVPを取ったので、BリーグのCSでもMVPを取りたい」と抱負を話した。

 川崎と対戦するワイルドカード下位サンロッカーズ渋谷のアイラ・ブラウンは「下克上できる準備はできている。いい戦いをしたい」。

 東地区2位アルバルク東京の田中大貴は「CSは開幕戦とは違う緊張感がある。Bリーグ初年度はA東京で始まりA東京で追われるように、強い覚悟を持って頑張りたい」。

 対戦する中地区2位三遠ネオフェニックスの太田敦也は「A東京にはレギュラーシーズンで2連敗しているので、雪辱してあのトロフィーを取りに行きたい」。

 西地区1位シーホース三河の比江島慎は「CSはレギュラーシーズンの対戦成績は関係ない。受け身にならず、チャレンジャーとして戦っていきたい」。

 対戦する西地区2位琉球ゴールデンキングスの岸本隆一は「CSに出られるか出られないかというタフなゲームを、我々は勝ち抜いてきた。しっかりチャレンジして全力でぶつかっていきたい」。

 東地区1位栃木ブレックスの田臥勇太は「千葉との最終戦で負けてしまったので、悔しさを晴らせるよう、負けないようにしないといけない」。

 ワイルドカード上位の千葉ジェッツの富樫勇樹は「栃木とは9回も戦い、お互いの良さも分かっている。田臥さんに負けないように戦っていきたい」と話していた。