男子テニスで、世界8位の錦織圭(27=日清食品)が、逆転で復帰戦を勝利で飾った。第1セットを落としたが、同40位のシュウォーツマン(アルゼンチン)に1-6、6-0、6-4の2時間で逆転勝ち。最後、6度目のマッチポイントを決めると、喜びでラケットを投げあげた。3回戦では、同30位のフェレール(スペイン)と対戦する。
主な一問一答は以下の通り。
-第1セットから、どうやって切り替えたか
錦織 まだうまくいかないところが第1セットはあった。我慢が足りなかった。思い切りプレーする場面と粘る場面と、少しずつ良くなってきた。
-ケガの具合は
錦織 ほぼ今はいいですが、長い試合だったので、明日の朝に痛みが出るパターンが多い。今はいいが、明日、起きてみて。
-マッチポイントを何度も跳ね返された
錦織 (相手は)サーブがそこまで速くないので、攻めるように意識はしていた。最後は思い切ってプレーした。
-復帰戦で何が1番、不安か
錦織 痛みがまだ完治はしていないので、戻ってくるのが1番、怖い。その痛みの怖さにも勝っていかないといけない。試合勘という意味では、第1セットは長いラリーになれていなかったり、攻め急いでしまった。
-次はフェレール
錦織 何度も好試合を繰り広げたライバルでもある。自分に挑戦できるという点で、いつも彼との試合は楽しみ。