世界ランキング8位、第6シードの錦織圭(日清食品)が5年連続8強入りを果たした。世界30位のダビド・フェレール(スペイン)に6-4、6-3でストレート勝ちした。

 第1セットはネットに積極的に出てネットプレーで勝機をつかんだ。第1、5ゲームをブレークしそのまま先取。第2セットは、右手首の故障を感じさせないプレーで徐々にフォアに強さが戻り、第9ゲームではエアケイも飛び出しブレークで締めた。

 試合後、錦織は「出だしは攻めないと勝てない相手だったのでフォアを使って主導権を握って戦うことができた。体の調子も何とかもっている。テニスの調子も上がってきているので体調を整えて次に臨みたい」と話した。

 準々決勝は昨年王者のジョコビッチと対戦する。