6月に役員を改選する日本オリンピック委員会(JOC)の役員候補者選考委員会が新理事候補として、2008年北京五輪のソフトボール代表監督で日本を金メダルに導いた日本協会の斎藤春香理事(47)らを評議員会に推薦する方針を固めたことが16日、関係者への取材で分かった。

 JOCは女性役員を増やしたい意向で、現職の日本スケート連盟の橋本聖子会長(52)、00年シドニー五輪女子マラソン金メダルの高橋尚子さん(45)、柔道元世界女王の山口香さん(52)は留任する見込み。さらに増える可能性もある。

 日本水連の上野広治強化担当常務理事(58)や、全日本スキー連盟の北野貴裕会長(53)らも新理事候補となった。

 竹田恒和会長(69)は10選が確実な情勢となっている。