ノジマ相模原が38-20で昨季日本一の富士通を破り、6月4日、富士通スタジアム川崎で行われるIBMとの準決勝に進出した。

 ノジマは昨年、鳴り物入りで入団したQBガードナーが、昨秋に優勝候補と目されながら、決勝トーナメントを逃した鬱憤(うっぷん)を晴らすかのように、TDを重ねた。

 第1Q2分46秒の7ヤードに始まり、第4Q5分33秒の4ヤードまで、ノジマの全5TD中、4本を自身のランで決めた。

 圧巻は第3Q1分57秒に見せた60ヤード独走。米名門ミシガン大のエースだった超大物が、2年目の秋に大爆発の予感を抱かせた。