世界9位の錦織圭(27=日清食品)が、初戦の2回戦をストレートで勝ち上がった。同88位のククシュキン(カザフスタン)に、自分のサーブを1度も落とさず、6-4、6-3でベスト8に進出した。
錦織は、最初、コートが硬いのか跳ねるサーブにリターンのタイミングが合わず。なかなか相手のサービスゲームをブレークできなかった。逆に、第1セットの4オールで、2本のブレークポイントを握られた。しかし、それを逃れると、そこから5ゲームを連取。主導権を握ると、そのまま押し切った。
準々決勝では、同62位のアンダーソン(南アフリカ)と同72位のドナルドソン(米国)の勝者と対戦する。
主な一問一答は次の通り。
-調子は
錦織 バウンドがすごく高く跳ねるコートで、リターンするのが難しかった。でもサーブが良かったので、安定してプレーができた。フォアもいい感じで振れた。
-手首は
錦織 全然大丈夫。体はすごくフィットしている。
-今週プレーすると、来週すぐに全仏だが
錦織 体力の面が、1番、心配。もしここで決勝に行ったとして、そこからまた2週間、戦わなくてはいけない。ここで使い果たすわけには行かない。
-ジュネーブの街は
錦織 とてもリラックスできていて、景色も素晴らしい。快適にプレーできている。