20年東京五輪正式種目となったスケートボードに、激震が走った。日本ローラースポーツ連盟は24日、世界選手権(9月、中国・南京)の実施種目がストリートからバート(ハーフパイプ)に変更されたと発表。五輪実施予定の種目から非実施種目に変わるドタバタで、4月の第1回日本選手権で選考した世界選手権代表候補も宙に浮いた。

 ストリートリーグで日本人最高の3位に入ってこの日帰国した18歳の堀米は「機会があれば」と東京五輪に向けて冷静。トップ選手の中でも「東京五輪の話題はほとんどないです」と話した。組織のトップは五輪に向けて混迷しているが「次はストリートリーグで1位になること」と、明確な目標を掲げていた。