ベストメンバーでW杯に向けた1歩を踏み出す。日本ラグビー協会は29日に都内で会見し、6月のルーマニア、アイルランドとのテストマッチ計3試合に臨む日本代表33人を発表した。スーパーラグビー(SR)の日本チーム、サンウルブズ組が中心で、堀江、田中、松島ら24人がメンバー入り。海外チームでSRに参戦中のリーチも15年W杯以来の代表復帰を果たした。

 選考対象の85選手から絞り込んだというジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは「可能な限りでのベストな選手を選んだ。非常に興奮している」と納得の表情を浮かべた。19年W杯日本大会の1次リーグで対戦するアイルランド、予選の結果次第で同組となる可能性があるルーマニアとの対戦に「速いテンポで戦う自分たちのスタイルを徹底したい」と闘志を燃やした。堀江、立川が昨年秋の代表戦に続いて共同主将を務める。