スポーツ界で選手による賭博問題が続いたことを受け、団体球技のリーグで構成される日本トップリーグ連携機構が選手やスタッフを対象に、ギャンブル依存症に陥る可能性があるかの調査を6月にも開始することが30日、分かった。

 調査では選手本人だけでなく、家族なども含めて周囲にギャンブルを行っている人がいるかなど、約80の質問事項がある。近年スポーツ界ではプロ野球やバドミントン選手が賭博に関わっていたことが発覚しており、関係者は「スポーツ選手はギャンブル依存症に陥りやすい可能性があるため、組織として調査をやるべきだと(スポーツ界に)提言していけたらいい」と説明した。