6月3日に長野市で開幕のバスケットボール東アジア選手権に出場する日本代表候補が30日、都内のNTCで練習を公開した。今回の合宿はBリーグのチャンピオンシップ(CS)開催中の23日からスタート。CSに敗れた選手らが、少しずつ加わったが、故障者もいて大会出場の12人は、31日に決定する。

 ルカ・パヴィシェビッチ・テクニカルアドバイザーは「最初の4、5人から始まってCSに負けた選手が加わっていく。どうやって練習を組み立てるか難しかったが、選手たちは高いモチベーションを保って、しっかりやってくれた。長野で、最初から強い気持ちで戦ってくれると思う」と話した。

 2月のイランとの親善試合で、スタメンのガードを務めた富樫勇樹(23=千葉)は「韓国のシューター陣の速いテンポにやられないように気をつけたい。ホームでやるからには負けられない。プレッシャーを感じながら、楽しんでやりたい」と抱負を話した。

 唯一大学生として参加した筑波大4年の馬場雄大(21)は3日の韓国戦に向け「得点とリバウンドの2つで2ケタのダブルダブルをやりたい」と試合でも意欲的な目標を掲げた。