世界ランク8位の平野美宇(17=エリートアカデミー)が、48年ぶりのメダルを確定させた。

 同4位の馮天薇(シンガポール)を相手に、第1、2ゲームを連取。第3ゲームはジュースで壮絶な点の取り合いとなり、18-16で平野が制した。第4ゲームも平野が取り、格上相手にストレート勝利を挙げた。

 昨年10月にはW杯日本勢初優勝。今年4月にはアジア選手権を制するなど、快進撃の続く平野がまた快挙を達成した。

 平野は「むっちゃうれしいです。びっくりしています。絶対にメダルを意識せずに自分のプレーをしなきゃだめと思って、考えちゃだめ考えちゃだめ、って思っていました。自分の卓球をできるように一生懸命やりました。自分はアイドルが大好きなので、48(フォーティーエイト)でうれしいです。総選挙とか楽しみにしているので、AKBさんみたいでうれしい。原動力は応援してくれている人とアイドルです。いつも陰ながら見せてもらって元気をいただいています」などと話した。

 準決勝は3日に行われ、丁寧(中国)と対戦する。