Bリーグのアルバルク東京が秋田ノーザンハピネッツのポイントガード、安藤誓哉(25)と1年間の期限付き移籍で基本合意に達したことが18日、明らかになった。身長181センチの安藤はドリブルからの得点、さらにパス回しにもたけた司令塔タイプ。前日本代表監督代行を務めA東京の新監督に就任したルカ・パヴィチェビッチ氏が、当時の日本代表に招集。アジア杯を目指す日本代表候補にも入っている。

 安藤は高校バスケの名門宮城・明成高から明大進学。U-18日本代表として出場した10年アジア選手権では得点王に輝いた。カナダやフィリピンのプロリーグでプレーするなど、海外経験も豊富な逸材だ。A東京は、大学NO・1フォワードの馬場雄大(21)や、京都からガードの小島元基(23)を獲得。いずれも日本代表候補で、先発の日本人が20年東京五輪日本代表候補という豪華メンバーとなる。