シンクロナイズドスイミングのチーム・フリールーティン予選で、日本(乾、中村、中牧、阿久津、林、丸茂、福村、小俣)は92・4667点の4位となり、上位12組による21日の決勝に進んだ。

 チームFR予選の日本はウクライナに0・4333点届かず、4位発進。2大会連続のメダルに暗雲が漂う結果となった。井村ヘッドコーチは「大会に入ってから、リフトのための練習時間を確保しきれなかった」と悔しそうだった。

 練習で不安定だった、中村を7人で支えて静止させる大技のリフトは成功した。その後のリフトでミスが出て得点が伸びなかったが、ジャンパーの中村は「(大技を)いい形で出せたので、決勝につなげたい」と前向きに語った。