2020年東京五輪で初採用されるサーフィンの国内競技団体の日本サーフィン連盟は20日、9月23日から10月1日に宮崎県日向市のお倉ケ浜海岸で開催する世界ジュニア選手権に出場する日本代表を発表し、女子の川合美乃里ら男女計12人が選ばれた。

 大会は男女の18歳以下、16歳以下の個人4クラスを実施。東京五輪会場の千葉県一宮町であった5月の国際大会で優勝して注目を集めた16歳の川合は18歳以下にエントリーした。男子は世界選手権に相当する5月のワールドゲームズに出場した大音凜太や小笠原由織らが名を連ねた。

 国際オリンピック委員会(IOC)の承認団体である国際サーフィン協会が主催する大会で、五輪代表を狙う若い精鋭たちには絶好のアピールの場となる。優勝が期待される川合は「東京五輪に向け大事な大会になる。金メダルを目指して頑張りたい」と意気込んだ。