水泳の世界選手権で23日に始まる競泳の日本代表が21日、ブダペストの本番会場で初練習し、メインプールで泳ぎの感触を確かめた男子の萩野公介(ブリヂストン)は「泳ぎやすいプール。(自分の)状態もいいので、あとはやるだけ。金メダルを取りたい」と決意を新たにした。

 チームは15日からハンガリー国内で合宿を行い、20日にブダペストに入った。男子400メートル個人メドレーで3連覇に挑む瀬戸大也(ANA)は午前と午後で軽めの練習を行い「調子はいい。あとはコンディションを整えれば完璧」と落ち着いた表情で話した。

 新設の屋内プールは明るい雰囲気で、女子の大橋悠依(東洋大)は「天井が高くていいプール。そわそわ、ドキドキしてきたが、落ち着いて過ごしたい」と語った。

 女子の池江璃花子(ルネサンス亀戸)もスタート練習などをして本番に備えた。