日本体操協会は21日、東京都内で常務理事会を開き、20年東京五輪に向けて、18年秋から個人総合の新たな大会「スーパーファイナル(仮称)」を開催することを決めた。

 男女の実施を予定しているが、先に男子のみ決定した。同大会は日本代表12人とワイルドカード1人の計13人で争われる。18年は予行として行い、19年の上位者は、東京五輪の国・地域別の枠取りがかかる20年春のW杯個人総合シリーズへ派遣される見通し。その場合、従来の国内代表選考会だった全日本選手権、NHK杯と時期が重なるため、あらかじめ五輪出場内定など有利な条件を与えることなどが、今後検討される見込みだ。