4輪ドリフト大会「FORMULA DRIFT JAPAN」第3戦(日刊スポーツ新聞社後援)が28、29日、静岡・富士スピードウェイレーシングコースで行われる。

 6月の第2戦を終え、年間総合ランキングでは、4月の開幕戦優勝の山下広一(JZX100マーク2)が157点で首位。

 第2戦を制したアンドリュー・グレイ(スコットランド、PV JZX100チェイサー)が13点差で2位につけている。第3戦は今季の行方を左右する大一番となる。

 6月11、12日、福島・エビスサーキット西コースでの第2戦。年間3連覇を目指すグレイが底力を見せた。予選を1位で通過すると、2回戦でマッド・マイク(ニュージーランド、FD3S RX7)とのサドンデス4回の激闘を制し、そのまま勝ちきった。2位は草場佑介(S13 ワンビア)で、連勝を狙った山下は準々決勝で敗れた。

 エビスサーキットがホームコースのグレイ。昨年は準々決勝で敗れ、マイクに優勝をさらわれた。ホームゲームでの連敗は許されないグレイは、予選、決勝ともにトップでの完全優勝でファンの声援に応えた。

 そして、迎える7月の富士の大舞台。山下、グレイに続き、現在、年間3位の田口和也(S15シルビア)も、虎視眈々(たんたん)と優勝を狙う。

<第3戦・観戦ガイド>

 ◆会場 富士スピードウェイ(東ゲートのみ開門)

 ◆入場券(東ゲートで当日のみ販売、駐車料金も含む税込み) 28日=1000円、29日=2000円

 ※中学生以下無料(保護者同伴に限る)

 詳しくはhttp://www.motorgamesjapan.com/formula-drift.htmlへ。