女子200メートル個人メドレーで今井月が5位に食い込む健闘を見せた。地元のホッスーへ、怒号のような声援が響く異様な雰囲気の中で冷静さを保ち、自己ベストを更新。「意外と緊張がどんどんなくなって、プラン通りに泳げた」と頼もしい限りだった。

 レース前、先に女子100メートルバタフライ決勝を終えた池江と練習プールですれ違い、無念の結果に終わった同学年のチームメートから「私の分も頑張って」と声を掛けられたという。思いを背負って好結果を出し「自分らしく泳げた。収穫のある試合になった」と満足そうだった。