男子100メートル背泳ぎの入江陵介(イトマン東進)は53秒03の4位で、3大会ぶりのメダル獲得はならなかった。
男子200メートルバタフライ準決勝は瀬戸大也(ANA)が1分54秒03の全体トップ、リオデジャネイロ五輪銀メダルの坂井聖人(早大)は1分55秒57の7位で26日の決勝に進んだ。同50メートル平泳ぎ準決勝の小関也朱篤(ミキハウス)は予選で出した日本記録を0秒04更新する27秒17をマークしたが、11位で落選した。アダム・ピーティ(英国)が予選に続き25秒95の世界新記録を樹立した。
女子200メートル自由形準決勝の五十嵐千尋(日体大)は1分57秒96の13位で敗退した。
女子1500メートル自由形は20歳のケイティ・レデッキー(米国)が圧勝し、女子で大会史上最多となる12個目の金メダルを手にした。男子200メートル自由形を制した孫楊(中国)は2冠となった。女子100メートル平泳ぎはリリー・キング(米国)が1分4秒13の世界新、同100メートル背泳ぎはカイリージャクリーン・マス(カナダ)が58秒10の世界新で優勝した。
競泳第3日
▽男子50メートル平泳ぎ予選
(10)小関也朱篤(ミキハウス) 27秒21=日本新、準決勝進出
- 男子50メートル平泳ぎ予選 27秒21の日本新で準決勝に進んだ小関也朱篤(共同)
▽女子200メートル自由形予選
(11)五十嵐千尋(日体大) 1分57秒67=準決勝進出
(21)青木智美(アリーナつきみ野SC) 1分59秒44=落選
- 女子200メートル自由形予選で、ゴール後、タイムを確認する五十嵐千尋(共同)
- 女子200メートル自由形予選 力泳する青木智美(共同)
▽男子200メートルバタフライ予選
(2)瀬戸大也(ANA) 1分54秒89=準決勝進出
(6)坂井聖人(早大) 1分55秒94=準決勝進出
- 男子200メートルバタフライ予選を終え、プールから上がる瀬戸大也(共同)
- 男子200メートルバタフライ予選 力泳する坂井聖人(共同)
▽男子200メートル自由形決勝
(1)孫楊(中国) 1分44秒39
(2)ハース(米国) 1分45秒04
(3)クラスニフ(ロシア) 1分45秒23
▽女子1500メートル自由形決勝
(1)ケイティ・レデッキー(米国) 15分31秒82
(2)ベルモンテ(スペイン) 15分50秒89
(3)クアダレラ(イタリア) 15分53秒86
▽男子50メートル平泳ぎ準決勝
(11)小関也朱篤(ミキハウス) 27秒17=日本新、落選
- 男子50メートル平泳ぎ準決勝を終え、舌を出す小関也朱篤。日本新を更新したが、決勝進出を逃した(共同)
▽女子100メートル背泳ぎ決勝
(1)カイリージャクリーン・マス(カナダ) 58秒10=世界新
(2)ベーカー(米国) 58秒58
(3)シーボム(豪州) 58秒59
▽男子100メートル背泳ぎ決勝
(1)徐嘉余(中国) 52秒44
(2)グレイバーズ(米国) 52秒48
(3)マーフィー(米国) 52秒59
(4)入江陵介(イトマン東進) 53秒03
◆入江コメント 「メダルを目指していたので悔しいが、この舞台で泳げたことが幸せ。世界は進んでいるので、まだまだ甘い部分がある。この大会だけではなく、この先も前を目指していけるように。200メートルがまだあるので、メダルを狙える位置にいけるよう頑張りたい」
- 男子100メートル背泳ぎ決勝 ゴール後、タイムを確認する入江陵介(共同)
▽女子200メートル自由形準決勝
(13)五十嵐千尋(日体大) 1分57秒96=落選
- 女子200メートル自由形準決勝のレース後、悔しそうな表情の五十嵐千尋。13位で敗退した(共同)
◆五十嵐コメント 「1分56秒台を狙っていたので悔しい。ウオーミングアップで泳ぎの感覚は良かったが、周りに圧倒された感じ」
▽男子200メートルバタフライ準決勝
(1)瀬戸大也(ANA) 1分54秒03=決勝進出
(7)坂井聖人(早大) 1分55秒57=決勝進出
- 男子200メートルバタフライ準決勝 全体トップで決勝進出を決めた瀬戸大也(共同)
- 男子200メートルバタフライ準決勝 1分55秒57の7位で決勝に進んだ坂井聖人(共同)
◆瀬戸コメント 「意識して落ち着いて泳いだ。爆発すればもっといける。決勝は自分を信じて、応援してくれる人にいい泳ぎを見せたい」
◆坂井コメント 「体が重い。いつもと違って進んでいる感じがしない。決勝は最後にばててもいいから、前半から飛ばすしかない」
▽女子100メートル平泳ぎ決勝
(1)リリー・キング(米国) 1分4秒13=世界新
(2)マイリ(米国) 1分5秒03
(3)エフィモワ(ロシア) 1分5秒05