男子200メートルバタフライ決勝で瀬戸大也(ANA)が1分54秒21で銅メダルを獲得した。リオデジャネイロ五輪銀メダルの坂井聖人(早大)は1分55秒04で6位。チャド・レクロー(南アフリカ)が1分53秒33で2大会ぶりに優勝した。


 男子200メートル個人メドレー準決勝は萩野公介(ブリヂストン)が1分56秒04の全体2位、瀬戸が1分56秒92の5位で27日の決勝へ進んだ。女子200メートルバタフライの長谷川涼香(東京ドーム)は2分7秒01の4位で準決勝を通過したが、牧野紘子(東京ドーム)は10位で落選。男子100メートル自由形準決勝の塩浦慎理(イトマン東進)は48秒54の11位で敗退した。


 2020年東京五輪の新種目で、男女2人ずつで組む混合400メートルメドレーリレーは米国が3分38秒56の世界新記録で優勝。女子200メートル自由形はフェデリカ・ペレグリニ(イタリア)が3大会ぶり3度目の優勝を果たし、男子50メートル平泳ぎはアダム・ピーティ(英国)が勝って100メートルとの2冠を達成した。


 今大会の競泳で日本のメダルは2つとなった。


<競泳第3日ダイジェスト>

<競泳第2日ダイジェスト>

<競泳第1日ダイジェスト>


競泳第4日

▽男子100メートル自由形予選

(5)塩浦慎理(イトマン東進) 48秒46=準決勝進出

(28)中村克(イトマン東進) 49秒10=落選


▽女子200メートルバタフライ予選

(12)長谷川涼香(東京ドーム) 2分9秒10=準決勝進出

(15)牧野紘子(東京ドーム) 2分9秒14=準決勝進出


女子200メートルバタフライ予選 力泳する長谷川涼香(共同)
女子200メートルバタフライ予選 力泳する長谷川涼香(共同)
女子200メートルバタフライ予選 力泳する牧野紘子(共同)
女子200メートルバタフライ予選 力泳する牧野紘子(共同)

▽男子200メートル個人メドレー予選

(1)萩野公介(ブリヂストン) 1分56秒46=準決勝進出

(4)瀬戸大也(ANA) 1分57秒55=準決勝進出


男子200メートル個人メドレー予選 萩野公介の平泳ぎ。左は瀬戸大也(共同)
男子200メートル個人メドレー予選 萩野公介の平泳ぎ。左は瀬戸大也(共同)

▽混合400メートルメドレーリレー予選

(10)日本(古賀、今井、清水、天井) 3分53秒69=落選


混合400メートルメドレーリレー予選 第1泳者の古賀(共同)
混合400メートルメドレーリレー予選 第1泳者の古賀(共同)

▽女子200メートル自由形決勝

(1)フェデリカ・ペレグリニ(イタリア) 1分54秒73

(2)レデッキー(米国) 1分55秒18

(2)マキオン(豪州) 1分55秒18


▽男子100メートル自由形準決勝

(11)塩浦慎理(イトマン東進) 48秒54=落選


男子100メートル自由形準決勝 レース後、タイムを確認する塩浦慎理。決勝進出を逃した(共同)
男子100メートル自由形準決勝 レース後、タイムを確認する塩浦慎理。決勝進出を逃した(共同)

▽男子200メートルバタフライ決勝

(1)チャド・レクロー(南アフリカ) 1分53秒33

(2)チェー(ハンガリー) 1分53秒72

(3)瀬戸大也(ANA) 1分54秒21

(6)坂井聖人(早大) 1分55秒04


男子200メートルバタフライ決勝のレース後、握手を交わす坂井聖人(左)と瀬戸大也(共同)
男子200メートルバタフライ決勝のレース後、握手を交わす坂井聖人(左)と瀬戸大也(共同)
男子200メートルバタフライで銅メダルを獲得した瀬戸大也(右)(共同)
男子200メートルバタフライで銅メダルを獲得した瀬戸大也(右)(共同)
男子200メートルバタフライで銅メダルを獲得し、歓声に応える瀬戸大也(共同)
男子200メートルバタフライで銅メダルを獲得し、歓声に応える瀬戸大也(共同)

◆瀬戸大也コメント 「落ち着き過ぎてスローペースになってしまった。前半をもう少し速く入りたかった。しっかりメダルを取れたのは良かった」


▽男子50メートル平泳ぎ決勝

(1)アダム・ピーティ(英国) 25秒99

(2)ゴメス(ブラジル) 26秒52

(3)ファンデルバーグ(南アフリカ) 26秒60


▽女子200メートルバタフライ準決勝

(4)長谷川涼香(東京ドーム) 2分7秒01=決勝進出

(10)牧野紘子(東京ドーム) 2分7秒95=落選


◆長谷川涼香コメント 「4位で決勝に進めて、ほっとしている。決勝は初めてなので、どうなるか分からないが、惑わされずに泳ぎたい」

◆牧野紘子コメント 「タイムも順位も納得できるものではないが、全力は出せた。最後ばてたのは練習が足りないということ」


▽男子200メートル個人メドレー準決勝

(2)萩野公介(ブリヂストン) 1分56秒04=決勝進出

(5)瀬戸大也(ANA) 1分56秒92=決勝進出


◆萩野公介コメント 「まだ準決勝なので大きく泳いだ。決勝はチームのために、まずは金メダルが1個必要なので取りにいく」


▽男子800メートル自由形決勝

(1)ガブリエレ・デッティ(イタリア) 7分40秒77

(2)ウォイダク(ポーランド) 7分41秒73

(3)パルトリニエリ(イタリア) 7分42秒44


▽混合400メートルメドレーリレー決勝

(1)米国(グレイバーズ、キング、ドレセル、マニュエル) 3分38秒56=世界新

(2)豪州 3分41秒21

(3)カナダ 3分41秒25

(3)中国 3分41秒25