男子200メートル背泳ぎで7位に終わった入江陵介(27=イトマン東進)は「かなりきつかった。こんなにきついのは久しぶり」と膝に手を置き、しばらく顔を上げられなかった。

 前半の100メートルを5番手で折り返したところまではまずまずだったが、持ち味の後半のスパートが見られず、準決勝からタイムを落とした。3位のタイムが1分55秒06と速くなかっただけに「1分54秒台を出せばメダルは取れた」と悔やんだ。

 リオデジャネイロ五輪後に約3カ月休養した影響で「ベースの力がまだ不足している」と分析。「また力をつけて強くなりたい」と誓った。