男子テニスで、世界9位の錦織圭(27=日清食品)が右手首のケガで、28日開幕の4大大会今季最終戦全米オープン(ニューヨーク)を含む今季の残りの大会すべてを欠場することを明かした。16日、マネジメント会社が発表した。

 錦織は、米シンシナティでのウエスタン・サザン・オープンを控えた14日、会場でサーブの練習中に、右手首の痛みが再発。あまりの痛みに、コート上で座り込み、苦悶(くもん)の表情を浮かべていた。専門医の診断と、MRI検査の結果、右手首の腱の裂傷がみられたという。現時点で手術は受けず、来季に備えて回復に努めていく。

 これでツアーファイナル進出も不可能となり、世界ランキングが大幅に下降することも避けられなくなった。