B2リーグ(2部)東地区のパスラボ山形ワイヴァンズが17日、山形市内で新外国人3選手の入団発表を行った。いずれも身長2メートルを超えるウィル・クリークモア(28=206センチ)、ジャスティン・レイノルズ(28=206センチ)、ビリー・マクシェパード(30=208センチ)をお披露目し、期待を寄せた。早ければ、19日に行われるプレシーズンマッチ・秋田ノーザンハピネッツ戦(鶴岡市・小真木原総合体育館)でデビューする見込み。まさに「出羽三山トリオ」の加入でB1昇格を目指す。

 ジョセフ・クック・エグゼクティブコーチ(32)は「課題だったサイズ(高さ)の部分を補うことができた。高さだけでなく技術があり、インサイドもアウトサイドもこなせる選手でコートを広く使えるのが強み。3人が絡んで化学反応を起こしてくれれば」と期待を寄せた。元NBA選手を父に持つレイノルズは「高さはアドバンテージだが、3人でミスマッチ(マッチアップする相手との体格差)を作れるよう動き回りたい。レギュラーシーズンを勝ち進みプレーオフに進出して優勝を目指す」と意気込みを語った。【下田雄一】