日本コカ・コーラ社と日本郵便は18日、都内で日本オリンピック委員会(JOC)と共同で行う「JOCオリンピック選手強化支援プログラムwithコカ・コーラ」の記者発表を行った。

 昨夏のリオ五輪で活躍したメダリスト58人のゆかりの地域にある郵便局に「JOCオリンピック支援自販機メダリストメモリアル機」を設置。同機でドリンクを購入すると1本当たり数円程度が寄付されるプログラムだ。同機はメダルの色に合わせて金、銀、銅の3色が用意された。

 イベントには、競泳五輪2大会連続2冠の北島康介氏(34)女子レスリングの吉田沙保里(34)登坂絵莉(23)が参加した。北島氏は「日本中を巻き込んで、五輪を盛り上げようというのは非常にいいことだと思います。選手を支えてぐっと盛り上がる機会になってくれれば」と期待した。

 3色の同機を目にした吉田は「本当に金、銀、銅で珍しい。思わず(ドリンクを)買っちゃいますね」とにっこり。コーチ兼任の自身について「東京五輪に選手として出られるのが1番ですが、もし代表から落ちてしまったとしても、コーチの立場として選手が金メダルをとれる、とらせる指導者になれていたらいいなと思います」と話した。登坂は「本当にありがたいです。結果で恩返ししたい」と口にした。