世界ランキング46位の杉田祐一(28=三菱電機)の快進撃がついに止まった。

 準々決勝で同11位のグリゴール・ディミトロフ(26=ブルガリア)に2-6、1-6で完敗し、4強入りはならなかった。

 杉田は今大会、1回戦で同16位のソック(米国)を7-5、6-4のストレートで破る金星を挙げ、2回戦では同54位のソウザ(ポルトガル)を3-6、7-6、6-1で下した。3回戦でも同32位のハチャノフ(ロシア)を6-7、6-3、6-3の逆転で退け、初のマスターズ大会8強入りを果たしていたが、準々決勝ではディミトロフに圧倒され、1ゲームも奪えずに敗退した。

 第1シードのナダル(スペイン)はキリオス(オーストラリア)に2-6、5-7でストレート負けした。

 準決勝は第14シードのイスナー(米国)と第7シードのディミトロフ、キリオスとフェレールの対戦となった。