26日に開幕するハンドボール日本リーグの記者会見が21日、都内で開かれた。

 男子の9チームによるレギュラーシーズは、昨季までの2回戦総当たりから3回戦総当たりに変更され、試合数は1チーム当たり16試合から24試合に増えた。

 日本代表のほとんどが日本リーグでプレーすることから、代表強化にもつながる。20年東京五輪はもちろん、2年に1度開催され、20日に及ぶ世界選手権の日程への対応、体格の大きな欧州勢に対抗するため試合数を増やしたという。日本は88年ソウル五輪後、1度も五輪に出場できていない。開催国枠で出場が決まっている東京五輪でメダルを目指すのはもちろん、24年パリ五輪に自力で出場を決める狙いもある。1年半議論を重ね、3回戦総当たりの導入に踏み切った。

 女子は新たにプレステージ・インターナショナル アランマーレと大阪ラヴィッツの2チームがリーグに参戦し、9チームとなった。レギュラーシーズンは昨季同様3回戦総当たりで、1チーム当たりの試合数は18から24試合となる。日本ハンドボール機構は、来季も3回戦総当たりを導入する意向を示している。

 レギュラーシーズンの上位4チームがプレーオフ進出となる。第1ステージをレギュラーシーズンの3位対4位、第2ステージを同2位対第1ステージの勝者、ファイナルステージで同1位と第2ステージの勝者で行われる。ファイナルの勝者が優勝。