フィギュアスケートの国際大会、USインターナショナルクラシックは14日(日本時間15日)にソルトレークシティーで開幕する。

 女子で平昌冬季五輪出場を目指し、今大会がシニアデビュー戦となる16歳の本田真凜(大阪・関大高)は13日、非公式練習に臨んだ。約1時間の調整で精力的にジャンプを跳び「(調子は)いい感じです」と笑顔だった。

 10日に現地入りし、11日から本番で使用するリンクや練習会場で滑り込んでいるホープは、15日(日本時間16日)にショートプログラム(SP)を迎える。ソルトレークシティーは標高約1300メートルの高地で酸素が薄く「練習の最初から(疲れが)きてます」と苦笑いした。

 14日(日本時間15日)にSPを滑る男子は公式練習を行い、無良崇人(洋菓子のヒロタ)や友野一希(同大)、昨季の四大陸選手権覇者のネーサン・チェン(米国)が氷の感触を確かめた。

 ◆無良崇人の話 現段階でどれだけできるのかを試してみる感じ。練習量は足りていないので不安ではあるが、かみ合えばいい動きができる体の状態ではある。あとは調子を合わせることを考えて臨めればいい。

 ◆友野一希の話 リンクも自分に合っていて感触はいい感じだった。すごくレベルの高い大会で、上位に食い込んでいけるようにするのが目標。攻めの姿勢でいければ。