日本バドミントン協会は19日、都内で理事会を開き、世界選手権の報奨金の規定を新設した。金メダルが300万、銀が200万、銅が100万円。さらに、指導したコーチにも、選手の報奨金の30%を与えることも決めた。

 日本勢は先月の世界選手権で女子シングルス金メダルの奥原希望(22=日本ユニシス)ら、過去最多4個のメダルを獲得していた。日本協会の銭谷欽治専務理事は「明確に規定を設けたことで、東京五輪に向け、(選手もコーチも)モチベーションを上げてもらう」と狙いを説明した。

 なお、五輪では04年アテネ大会から金1000万、銀500万、銅300万円の報奨金を出している。五輪に関しても選手の30%の金額を、コーチに報奨金として授与する。