18年平昌五輪を目指す本郷理華(21=邦和スポーツランド)が女子SPで66・49点をマークし、2位と好発進した。冒頭のフリップ-トーループの連続3回転ジャンプはトーループが回りきらなかったものの、後半の3回転ルッツ、ダブルアクセル(2回転半)を確実に決めた。

 首位は世界歴代最高得点を持つロシアのエフゲニア・メドベージェワ(17)で、基礎点が1・1倍となる演技後半に3つのジャンプ要素を全て集めた。フリップ-トーループの連続3回転で1・68点の加点を導くなど、シーズン序盤ながら80・00点と驚異のスコアをたたきだした。

 男子SPでは17年世界選手権代表の田中刑事(22=倉敷芸術科学大)が75・81点の4位スタート。日野龍樹(22=中京大)は67・25点で6位だった。