今季の国際大会初戦を迎えた4大陸女王の三原舞依(18=神戸ポートアイランドク)が66・18点をマークし、2位発進した。

 昨季世界選手権2位のオズモンド(カナダ)が75・21点で首位に立った。

 三原は、新しい黒の衣装をお披露目し、新プログラム「リベルタンゴ」を演じた。最初のルッツ-トーループ、途中の2回転半ジャンプは成功したが、後半の3回転フリップの踏みきりでミス。得点は、昨季マークした自己ベストの72・21点に6点届かなかった。世界の上位に入る基準となる70点超えに向け、「やっぱりすべてをレベルアップしないといけない。ジャンプの不安要素をなくして、エレメンツだけでなくて、スケーティングで余裕もっていければ」と改善点を挙げた。

 8月22日に誕生日を迎え、今大会は18歳初戦。事前に掲げていた「ノーミスは絶対にしようと思う」という目標をまずは達成し、23日(日本時間24日未明)のフリーにつなげた。