男子テニスで、日本で唯一のツアー公式戦、楽天ジャパンオープンが、来年1年だけ、現在の有明コロシアムおよびテニスの森公園から武蔵野の森総合スポーツプラザのメーンアリーナに会場を移し、室内大会として開催されることになった。現在の有明の会場が、20年東京五輪パラリンピックに向け、11月末から19年7月末まで全面改装に入るためだ。

 ATPツアーの規則では、レベル500の室内大会は会場が6000席以上の規模が必要で、メーンコート2面、練習コート2面など細かな開催規約がある。同アリーナは固定で6000席以上があり、キャパでは問題がない。今週に、ATPスタッフが会場チェックに行き、正式には11月に決定するが、ATP関係者は「1年だけの移動。何の問題もない」と容認する方向だ。

 46回の歴史を誇るジャパンオープンが室内で開催されるのは初めてとなる。