バスケットボール男子の日本代表が18日、都内のNTCで11月24日に開幕するW杯アジア1次予選へ向けた練習を公開した。

 フリオ・ラマス監督(53)が選んだ24人の代表候補が、今回を含め5度の強化合宿を経て大会に臨む。代表候補には富山のPG宇都直輝(26)が初選出のほか、Bリーグ2部から初めて2メートルのセンター、中西良太(28)が選ばれた。

 ラマス監督は「今いる日本人の中でベストな選手を選んだ。W杯1次予選へ向け、ベストなチームをつくる」と話した。司令塔の富樫勇樹(24)は「新しい選手も入り競争が激しくなった。お互い高めあってやっていきたい」。

 1次予選はオーストラリア、フィリピン、台湾と同じB組で、11月24日のフィリピン戦を皮切りに、ホーム&アウェーで戦い、上位3チームが来年2月からの2次予選に進む。2次予選では、D組のイラク、カタール、カザフスタン、イランの上位3チームと、合計6チームでホーム&アウェーのリーグ戦を実施。1次予選A組(中国、ニュージーランド、韓国、香港)とC組(シリア、レバノン、インド、ヨルダン)を勝ち抜いた6チームのそれぞれ上位3チームと、各グループ4位のうち成績上位の計7チームが19年中国W杯に出場する。