18年平昌(ピョンチャン)五輪でのメダル獲得が期待されるスピードスケート中長距離のエース高木美帆(23=日体大助手)が攻めの滑りで五輪シーズンに突入する。

 今日20日から行われる今季開幕戦、全日本距離別選手権に向け19日、会場の長野市エムウエーブでの公式練習に参加。滑りと氷の状況を確認すると「例年より落ち着いている。集中が高まれば結果はついてくる」と自信をのぞかせた。1000、3000メートルにも出場するが、主戦場とする1500メートルは前半の700メートルから積極的に仕掛ける展開を意識。「ラップをキープする滑りは記録会でも出来た。守りに入らず、攻めの姿勢でいきたい」と意気込んだ。今大会の結果で五輪の出場枠がかかるW杯の前半4戦の代表が決まる。